バルカンのキャブレター セッティング#初回|メインジェット、パイロットジェット交換

バルカンのキャブレター セッティング#初回|メインジェット、パイロットジェット交換

スポンサーリンク
バルカン
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

どノーマルなバルカンを購入した直後に70φと少し抜けすぎな感じもするマフラーとハイフローエアクリーナーに交換し、キャブのジェット類はノーマルのままなんとなく薄いのかな〜薄いのかな〜と思いながらも半年が経過。

先日交換しようと考えていたキャブレターのジェットを交換するチャンスがあり作業を済ませました。

寒くなってしまって作業をする気力が無くなる前にやっちゃったという感じ。

4月から半年ほどノーマルセッティングでバルカンに乗っていたのである程度体が覚えているので比較はしやすいはず。

今回試してみたのは、

  • メインジェット #128
  • パイロットジェット #45
  • パイロットスクリュー戻し 規定値通りの2 1/4戻し

今になって通勤号でチェーンメンテの不要なドラッグスターにせずにキャブが1個なバルカンにしておいてよかったー!

と痛感してますw

現状のバルカンの吸排気の状態

キャブレターのセッティングに影響する大きな部分、吸排気の変更具合は、

  • マフラーが70φのファットドラッグマフラー
  • エアクリーナーは純正エアクリーナーボックスにハイフローエアフィルター

この2点です。より影響しそうなのは太くて抜けすぎな気もするマフラーですね。

ちなみに、

直管もインナーサイレンサーも両方試しましたが、体感できるキャブのセッティングに大差なかったのでどちらでも同じ感覚でセッティングしておけば多分大丈夫っぽいです。

で、キャブレターのジェット類の状態は、

  • メインジェット #125
  • パイロットジェット #42
  • パイロットスクリュー戻し 規定通り 2 1/4戻し

というノーマルであることを確認してあります。

未セッティングな状態でのバルカンの症状

半年ほど未セッティングで毎日乗っていてなんとなく掴んでいるつもりです。

症状というほどのものでは無くクセといってもいいのかもしれませんが、はっきりとしているのは、

  • 始動時に少しコツが必要だった点
  • 信号待ちからの再スタート時など、アクセル全閉からのスタート時にバックファイア

あとは力がないのはセッティングがうまくいっていないからなのか?マフラーの抜けすぎのせいなのか?

そのあたりははっきりとしないので検討要素には入れません。

基本的には全体的に薄いかな?というような症状が見受けられていました。特にエアクリーナーへのバックファイアなどはその顕著な症状です。

でも

プラグの色などを確認するとそれほど薄すぎるということもなかった。

ので、

少しだけ試しに濃くしてみるか!

となったわけ。

狙っているセッティングのゴール

今回、セッティングをやり直してゴールとして考えているところは、

  • 夏に濃すぎる症状が出ないこと。
  • 冬に薄すぎる症状が出ないこと。
  • バックファイアが無くなること。

ズバリ、完璧というセッティングは狙っていません。夏でも冬でもそこそこセッティングを変更せずに越せれば問題なし。

でも、精神衛生上良くないのでバックファイアは出ないようにしたい。

こんなところです。

ので、

正確にはキャブセッティングというよりキャブ微調整、補正といったところ。

検討中のセッティングは?

キャブを取り出す前に考えていたパターンは2パターンでした。

  1. メインジェットのみ1つ番手をあげる。
  2. メインジェット、パイロットジェット共に1つ番手をあげる。

最初は1のメインジェットのみ変更して、エアスクリューを少し触ろうかなーとか思っていたんですが、

ここで問題が。

車体左側からキャブですが、エアスクリューが奥過ぎて手持ちの工具ではどうにもならないw

これは規定値でとりあえず合わせるか?キャブドライバーを購入するのか?

どちらか。

キャブドライバーはそこそこ値段がするので今回は規定値に。

という選択肢を選んだわけです。

そうすると、アフターファイアや始動性なども考えて2のパイロットジェットも変えてみるという選択肢が残ってきたと・・・そういう訳です。

で、購入したのが

メインジェットが #125 → #128 

パイロットジェットが #42 → #45 へ

2個合わせて660円程度の出費です。ケイヒン丸 大というタイプが適合するみたいです。FCRなどと同一の模様。

ということで交換していきます。

メインジェット、パイロットジェット交換

ノーマルエアクリーナーの為、キャブを外すためには、

シートを外す → メーターを外す → タンクを外す → エアクリーナーを外す

上記の作業を行ってやっとキャブにアクセスしていける状態となります。

キャブレターとエアクリーナーの境目にはバックファイアの影響からか、黒ずんでいます。

シートを外すより、タンクを外すより何より、

キャブレターとインマニを接続しているインシュレーターを外すのが一番面倒w

3mmの六角レンチの長めのものを使うんですが、どうやってもアクセスしにくい位置にありチマチマと回し続けること数分。。。

やっとキャブがインシュレーターと分離。

ガソリンが手についてしまったので画像はあまり無いんですが、

中央の真鍮製のボルトのようなものがついている部分がメインジェットがついている部分。というかすでにメインジェットは取り外した後の画像です・・・

その斜め左上にある穴の奥の方にパイロットジェットがねじ込まれています。

今回はパイロットジェットも交換してみます。始動性は間違いなく向上すると思われます。これでアイドリング時に濃すぎるような感じがなければ・・・

キャブセッティングの泥沼にはまってしまうことは今回は避けたいので、メインジェットとパイロットジェットの交換のみで今回は終わりです。

パイロットエアスクリューの戻し値も規定値通りです。

というか、届くツールが手持ちにないので調整できませんw

おそらくメインジェットの#125はもう使うことは無いでしょう。パイロットジェットの#42も使うことが無いことを祈ります・・・

ささっと交換を終えて外したものを元どおりに。

いつも通りの夜間スタートの作業なために試運転というほどの試運転はできていません。

作業時間的には1時間程度もあればできる作業内容だと思います。

ジェット交換後、バルカンのエンジンを始動してみた

帰宅後に作業をしたために、まだ少しエンジン本体がほんのり暖かいような感じだったので冷間時ではありませんでしたが、

とりあえず始動してみた感じは、

「多分大丈夫そう。」

今までよりも排気音がほんの少しチョークを引いたような、ガソリンが濃くなったのがわかるようなわからないような。。。いやわかる。

といった感じです。始動性も心なしか良くなっています。

試運転は、

これからしばらくこの状態で乗ってみて、メインジェットをどうするのか?考える程度でしょう。

本来であれば#130~#135あたりを試してみたいところですが、バックファイアが無くなればもうここでストップするかな・・・

翌朝、というかついさっき試運転がてら通勤で走ってみたところ、

  • 冷間時の始動性はやや向上
  • 多分バックファイアはしないような雰囲気
  • 三拍子のリズムにメリハリが出た。
  • 排気音の低音が若干増えた
  • バッチリとは言わないけど、通常の走行に問題なし。あとは高速道路くらいかな・・・

夏に濃すぎる症状が出なければこれでいいかなーと思える範囲内。

まとめ

周りにはマフラーやエアクリを変えてもキャブのジェットはそのままー。

って人も多いんですが、試してみてどうなるのか?

バルカンのマフラー交換のブログやエアクリ交換しましたー。のブログは多いんですが、

「ジェットを何番にしたらこうなりましたー」

とかいうデータがどうしても見つからなかったので、参考になれば・・・

今後、試運転を続けてみて追記していきます。

現状は、

メインジェット #125 → #128

パイロットジェット #42 → #45

です。

バルカン
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント