バルカンのヘッドカバー付近からのオイル漏れ修理〜カムホールのプラグ交換〜

バルカンのヘッドカバー付近からのオイル漏れ修理〜カムホールのプラグ交換〜

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バルカン
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先日

「ヘッドカバー付近よりオイル漏れ」

を発見してしまいました。

オイル漏れ発見の記事

オイルが貯まる部分がこの辺りを中心にという感じでしたので、ヘッドカバーというより

92066-1562 プラグ、カムホール

この部品が怪しいかったので、ひとまずこれを交換してみることにしました。

一度オイルを洗浄後しばらく走行した後にも確認してみましたが、やはりここからの漏れの可能性が一番高そうでした。

外から鋭利なものでこじったような形跡があるので怪しいw

じっくり確認していくと、前側のカムホールからのみオイル漏れをしているように見受けられました。(ヘッドカバーガスケットの可能性もゼロではありませんが・・・)

この右側に見える黒い丸い部分。

前オーナーでしょうか?お店の人な訳はないと思うので、

「オイルが漏れているので外してみようとした」

ような形跡が見受けられます。

きっと漏れていてなんとかしようとしてみたけどなんともできなかったんでしょう。

自分も試しに、

何かこじったらいけそうな気もしたので同じようにこじってみましたが、

「多分、ヘッドカバー外さないと取れないっぽい」

と結論が出たので、ヘッドカバーを外して交換してみることにしました。

タンク降ろさずいけそうな気がしていたので気軽に始めたものの・・・

パッとシリンダを確認しながら、部品が到着するまでは

「タンク降ろさずにヘッドカバー外せそう」

なんとなくそう思っていたんです。

ささーっと外してささーっと交換して終わり。そんなイメージでしたw

で、やっと到着した部品を準備します。

もちろんプラグもOリングも純正品です。

これまた到着まで一週間近くかかりました。

プラグにOリングを組み付ける前に薄くシリコングリスを塗って。

カワサキさんの納期のサイクルに段々慣れてきた自分がいます・・・

一週間待っている間に違うところの整備を始めるので、毎週毎週部品をちょっとずつ注文していってるような感じです。

お店の人にしてみれば一回でまとめて注文しろよ!!!

って思ってもおかしくないくらい。

バルカンのプラグ、カムホールとOリングの交換作業

これまた夜の10時頃より作業を開始しました。

ヘッドカバーだけだし、30分もあれば終わるだろう!

と舐めていました。

むしろ時間余ったらヘッドカバー磨いたり塗装したりしようかしら?

とまで思っていたくらいですw

「とりあえず、メガネさえあれば外せそうねー。」

とかって気軽に作業を初めてみました。

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・

「無理、抜ける気がしませんw」

まず、

純正エアクリーナーのチャンバー部分と純正エアクリの接続部分が当たるというか、ほぼ接触しているので

結局

  1. シート外す
  2. メーター外す
  3. タンク下ろす
  4. エアクリのチャンバー外す
  5. 純正エアクリーナーボックス外す

ここまでやってみて試してみました。

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・

「あかん、まだ無理。左右には動かせるようになったものの、ラジエターホースのフレームとの固定部が当たって上に引き上げられないのでまだヘッドカバーを抜くことはできません。」

今度はいけそうな雰囲気もしたんですが、

結局

「フレームとラジエターホースを固定している部分」

ここが動かないためにヘッドカバーをうまくずらして外すことができなかったので、最終的にはここも外して多少動かせるようにしました。

ここまでやってなんとかヘッドカバーは外せるということがバルカン素人な自分にもわかった訳です。

おそらく

社外タンクに交換済みでサーモスタットを移設してある、かつ社外エアクリーナー

になっているバルカンであればタンクを降ろさずに作業はできそうな雰囲気ですね。

ひとまず、なんだかんだで1時間以上経過し、なんとか交換することはできました。

もしかしたら、

純正エアクリーナーの固定を緩めて、ラジエターホースの固定を外せばタンクを降ろさずにできる可能性もありますが、どっちにしろ知恵の輪状態ですね。

というか取り外したカムホールのプラグと新品のカムホールのプラグは素材が変わっていますね・・・

左がプラスチック製のもともと付いていたやつ

右が新品の対策品?のこれからつけるアルミ製のやつ

これはきっとカワサキさん対策したんでしょう。漏れないことを祈ります。

まとめ

オイルが漏れているのを確認してから調べていたんですが、このカムホールのプラグからのオイル漏れはどうやらバルカンの持病なくらい件数は多いみたいですね。持病と呼ばれるくらい頻度が高ければメーカーもある程度は考えているはずなわけで・・・

だから素材の違う対策品のようなものに変わっている訳ですね。

ブローバイガスが悪さをしてプラグを痛めているのかもしれませんね…

ひとまず、これで前側のカムホールのプラグは新しいものに交換が済みましたのでオイル漏れが収まってくれていればいいんですが。。。

しばらく様子をみてからまた確認してみることにします。

交換するモノ自体は安〜いものですが、作業的にはノーマルだと結構面倒でしたので、バイク屋さんにお願いするのもありだと思います。

いや、オイル漏れが止まってなければもっと面倒な作業になるから止まっててくれないと困りますよ・・・

まだまだしばらくバルカンさんは楽しませてくれそうです。その前にホントはサービスマニュアルが欲しい感じですw

次は何が出ることやら・・・・

バルカン
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コメント

  1. オチアイ より:

    コメント失礼致します。
    私は現在、カワサキのバルカンに乗っており、こちらのブログはいつも参考に読ませて頂いています。
    さっそくですが、こちらの記事にあるカムホールのキャップについて、私もタンク等を外してヘッドカバーもズラすとこまでやりましたが、肝心のキャップが外れませんでした。
    このキャップはヘッドカバーを外した後、内側から押し出すように外しましたでしょうか。エンジンパーツがありだいぶ狭く、あまり工具が入らない箇所で困惑しています…
    数年前の記事で月日が経ってしまっていますが、もしお覚えにありましたらご教授願えますでしょうか。
    よろしくお願いします。

    • TJ より:

      うる覚えで申し訳ないのですが、上からピン刺さってませんでした?

      上に抜けたと思いますので、落とさないように注意して引き抜けばプラグ抜けたと思います

      現在はバルカンは知人に譲ってしまいましたが、もう一度程度の良いバルカンが出てくれば欲しいですねー