なんと嬉しすぎる提案があり、我が家に突然
YAMAHA PW50
がやってくることになりました。
事前知識もなく、ひとまずわかっている事は・・・
- 現在不動車であるという事
- リアタイヤはパンクしている
- 3年くらいは倉庫保管されているという事
- 我が家のボーズに聞くと・・・「乗る!」と現在は言っている
こんなところで、早速CX-5のトランクに積んで引き取って来ました。
これで我が家3台目のバイク?となります。
YAMAHA PW50
我が家にやって来たPW50というのは
競技用というかキッズバイクという方が正しい言い方なのか?
空冷2ストロークの現在でもラインナップされているバイクです。
フレームナンバーから確認してみると・・・
我が家にやって来たPW50は2002モデルのようです。
2000年前後の車両が我が家とは相性がいいというか・・・縁が多いというか・・・w
ひとまず、ガソリンはタンクにはほんの少し残っているような状態で、不動の原因はおそらくキャブかな〜・・・
というような印象で、後日キャブまでアクセスしてみようというところです。
翌日早速キャブまでアクセスしてみた
翌日のお昼過ぎ
うちのボーズから
「バイクの修理まだ?」
と催促があり・・・仕方なく作業に取り掛かってみました。
とりあえず、
- プラグの状態
- エアクリーナーの状態
- キャブの状態
こんな感じでチェックしてみました。
プラグは・・・
21mmのプラグレンチがちょうど知人に貸出中だったため、ホイール用のソケットを代用。
カブリ気味だったのか?真っ黒だったプラグを綺麗にしてみて点火状態を確認してみると・・・
問題なく火花は飛んでいます。
ここからはシート付近一体を外しての作業となるようです。
リアフェンダーを固定しているボルト2本を外すだけで、後ろに引きながらシートまで一式簡単に取り外す事ができるみたいです。
エアクリーナーの状態は・・・
きっとフィルター自体はボロボロでどうにもならない状態なんだろうな〜・・・
とか思っていたんですが、思っていた状態とは程遠く案外綺麗な状態。
始動までこぎつけるまではとりあえずフィルターは外して直キャブでテストしてみるつもりなので外しておきます。
PW50のキャブの状態
火花も飛んでいる。空気も問題ない。
残すはキャブレターあたりの燃料供給の問題の可能性です。
まぁ、どちらにしろキャブのどこかが詰まってるんだろうな〜。
と思っている上に、長期保管なのでキャブの状態はどちらにしろチェックしておきたい箇所なので・・・
エアクリーナーボックスまで取り外してあげれば、キャブのフロートが見える状態にまでは持っていけそうです。
ひとまずタンクからキャブに繋がる燃料ホースを取り外して確認していきます。
ここまで分離させてあげるとフロート室は楽に外していけそうです。オーバーホールする際にはスロットルケーブルなどをさらに外す事になりますが、今回はまずは確認なのでこのままの状態で進めます。
「・・・・・・・・・・・・・」
思ったより綺麗すぎる・・・
どうせジェット付近が変色して詰まっていて・・・と予想していたんですが、予想外に綺麗すぎます。
いや、むしろフロートも綺麗。
このままジェットを外して確認していくわけですが・・・
当然メインジェットは綺麗すぎる状態・・・
さらにパイロットジェットも確認すべくとりはずすわけですが、
問題なく導通しており、問題ない状態です。
とすると・・・
フロート付近、ニードルバルブあたり、もしくは燃料ホースが詰まっているとか?
と推測し、
フロートを外してチェックしてみました。
とりあえず・・・・
「やはり燃料が入っていきませんw」
フロート一式を外して上から燃料ホースを付けて上からパーツクリーナーを入れてみましたが、この状態でも入っていきません。
「この部分の詰まり確定ですw」
落ちていかないパーツクリーナー成分はそのままに、裏側からパーツクリーナーで圧力をかけて詰まりを解消させていきます。
数回目の吹き付けでやっとのこと導通させる事ができました。
全てを元どおりに組みつける前に当然確認したわけですが、もちろん燃料コックをオンにしてキャブのドレンを緩めてあげると・・・
問題なく燃料が抜ける状態に復活しました。
その後、
無事に復活する事に成功!
あとはリアタイヤ・・・
PW50のリアタイヤのチューブを変えてみた
我が家に到着した際に確認してみると、
目視でタイヤチューブが切断されている事が確認できます。
ので、
チューブの交換は必須となります。
PW50のリアタイヤのアクセスは
- スイングアームっぽいスイングアーム。
- ショック
- マフラー
を取り外せばタイヤを外す事ができるっぽいです。
ある意味、整備入門用としてのバイクとしても最適かもしれませんね・・・PW50ってw
完全にスイングアームを外してしまわずとも、若干の知恵の輪状態をクリアすればリアタイヤは外す事ができます。
こうなればあとはタイヤ交換作業を終えるだけ。
10インチの新しいチューブを交換していきます。
やはり軽いと整備も捗ります。
タイヤ交換後、
大人が乗ってもちゃんと走行するようでPW50で駐車場付近をぐるぐる試運転してみましたが、問題なく走行もできるし、吹け上がりに問題もありません。
そうなると・・・
作業の依頼主が登場し、
「さて、乗りに行こう!」
という必然の流れとなり、夕方から2時間ほど試運転を兼ねたプチ走行会となってしまいました。
まとめ
やっぱり気兼ねなく乗れる2ストっていいな〜と再確認した気がします。回せば回すだけ〜みたいな感じが懐かしい。
元の持ち主さんの情報によれば、PW50を混合仕様に変えてあげればカブリにくいしアクセルも軽くなるし良いみたい。
という情報も受け取っているので、現在の調子を見ながら状況次第では混合仕様に変更することも考えていこうと思っています。
いや、先に
キッズ用の胸部、肩も含めたプロテクター類一式は揃っているものの、オフロード用のキッズヘルメットは持っていないので、それをどうにかしたいな〜
























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