マフラーでやけどをした時の対処!キズパワーパッドの剥がすタイミングがわからない

マフラーでやけどをした時の対処!キズパワーパッドの剥がすタイミングがわからない

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バイク全般
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暑い季節になってくるとよくマフラーで火傷しちゃうんですよね。

短パンTシャツでバイクに乗っているわけではありませんが、

  • ちょっとした軽整備の際に腕がマフラーに触れる。
  • パンツが薄手のために足に熱が伝わって火傷。

こんなパターンでしょうか・・・

火傷の場合は案外ベタつく塗り薬系の何かを塗ってごまかすパターンも多いんですが、最近はキズパワーパッドなるものが出ており、治るまで剥がさないとか言われたりするんですが実際の剥がすタイミングもわからないし、白く膨れたまま付けっ放ししててもいいのかどうか?もわかっていないし・・・

実際のところどうなのよ?

ってことで調べてみることにしました。

キズパワーパッドと従来の絆創膏って何が違う?

キズパワーパッドというのは

バンドエイド® BAND-AID®
バンドエイド® BAND-AID®は新しいキズケアをリードし、キズケアの未来を創り続けてまいります。日常の色んなキズに「早くキレイに治す」バンドエイド®がおすすめです。

から発売されている商品の名前のために他社から発売されているものは名前が違うかと思いますが、ジャンルは同じなのでここではキズパワーパッドということで進めていきたいと思います。

調べてみたところ、

従来の絆創膏は、

ドライヒーリング

すなわち、キズは消毒して、乾かして、かさぶたを作って治すという考え方

一方、

キズパワーパッドは、

モイストヒーリング。

すなわち、キズをしっかり覆い、潤い(体液)を保ってきれいに治すという考え方

という形で明らかに治療のアプローチは別のようです。

傷をしっかり覆って潤いを保たせて治すわけですから、

「剥がしたらダメ」

という風に言われちゃうのも理解できますね。

マフラーでヤケドをしたら、だいたい水ぶくれ&皮がめくれちゃうパターン

マフラーでのヤケドの典型的なパターンでいうと、マフラーに接触してしまい翌日くらいに水ぶくれになり始めてそのうち皮がめくれて・・・で治るまで時間がかかっちゃうというパターンです。

従来の絆創膏だと乾かないので治りにくいしすぐに絆創膏がダメになって新しいものに交換しないといけない。

ここでキズパワーパッドをよく使うわけなんですが、一体どのタイミングになったら剥がしていいのか?

これがいまいち解らないわけです。

「剥がしたら液が無くなるからダメ」だと言われて、言われるがまま。

完全に治ったであろう日数が経過するまでは放置w

最低数日?

こんな感じだったんです。

キズパワーパッドの治り方

せっかくなんで調べてみました。

早く治ると言われる理由は?

キズの治癒には、水やバイ菌の侵入を防ぎ、外部の刺激からキズ口を保護することと、乾燥させずにキズ口に出てくる体液(滲出液)を保ち、適度な湿潤環境を維持することが大切です。 キズパワーパッド™は、キズ口を密閉して外部からの水やバイ菌の侵入をしっかり防ぐ一方、体液をやわらかいゼリー状(ゲル状)にして吸収・保持し、適度な湿潤環境を維持します。つまり、キズパワーパッド™は、キズの治りに最適な環境を作り出すのです。それによって自然治癒力を高まり、キズが早く治るのです。したがって、治癒にかかる日数は、キズの種類、程度、個人差によって異なりますので、一概に何日とは言えません。

ここでも日数は書かれていませんが、早く治ると言われる理由は記載されていました。

痛くなりにくいという理由は?

キズの痛みは、神経の末端が乾燥することがその一因です。また、キズは乾燥すると、炎症期*1においてより多くの炎症がおこり、痛み・かゆみを伴いながら、厚いかさぶたを形成します。一方で、キズに残った異物(例えば、ガーゼの糸くずなど)は、取り除かれない限り慢性的な炎症反応の原因となり、痛みを引き起こします。 キズパワーパッド™は、キズ口を密閉して湿潤環境を整えることで、乾燥による神経への刺激をおさえて、かつ炎症反応の原因となる異物の侵入も防ぎます。ですから、キズの痛みをやわらげることができるのです。

*1キズは、「炎症期」、「増殖期」、「成熟期」の3段階のプロセスを経て治ってゆきます。 「炎症期」は、その治癒のプロセスの最初のプロセスで、受傷後の3~4日間がこれにあたります。

なるほど・・・

乾燥させないで治すというところがここで役に立っているわけですね。

確かに、キズパワーパッドなどを貼っている箇所は痒くなることはあるものの痛くなるということは少ない気がしますので、間違いではないのでしょう・・・

キズパワーパッドの剥がすタイミングは?

ここ自分が一番気になっていた部分です。

BAND-AIDさんの公式のQ&Aにはこう書かれていました。

最低2、3日に1回はキズを観察し、感染を示す症状(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛みが続いたり、膿を持っていたり、熱や腫れなどの異常)がないことをはがして確認した後に、貼り替えてください。もし感染の症状が認められた場合は、直ちに使用を中止し、医師にご相談ください。また、端がはがれてきたり、キズ口から出てくる体液(滲出液)が多すぎて白いふくらみが製品の端まで達したりしたときには、キズ口を密閉することができず、水やバイ菌などの侵入を防げなくなり、感染や化膿する恐れがでてくるので、新しいものに貼り替えてください。貼り替えの際には、必ず水道水でしっかりキズを洗浄してください。

んー。

知りませんでした。というか2~3日に一回は貼り替えするのが正しい使い方のようです。

「治るまでは剥がしちゃダメ!」

と言われて信じ続けてきた自分はなんだったんでしょうかw

マフラーでヤケドをしたけど剥がしていいタイミングって一体いつなの?

何日かに一回は確認して貼り替えをしないといけない!

ということは理解できました。

それでは、

「剥がしてしまっていいタイミング」

って一体どのタイミングになるのでしょうか・・・?

ちなみに、自分の剥がしていたタイミングはというと、

「傷口がなんとなくむず痒くなり始めたら」

というタイミングで剥がしていました。このタイミングで剥がすと、自分の場合にはうっすら新しい皮膚ができているようなできていないような微妙というかちょっと気持ち早めなタイミングではあると思うんですが、剥がしても特に問題はなさそうな感じなので、根拠はないんですが、このタイミングでした。

では、

正解は・・・?

キズが治るにしたがって滲出液の分泌が少なくなるため、バッドがゲル化して白くふくらむ部分は貼り替えるたびに小さくなります。貼り替えるうちに白いふくらみが目立たなくなってきたら、それがキズが治っているサインです。

ん〜、

要するに治っていないときは白く膨らむ。

張り替えを繰り返すことで治ってきていれば膨らみが目立たなくなる。

ということみたいです。

マフラーのヤケドって何回もキズパワーパッドを貼り替えをするほど治るまでに時間はかからないからな〜・・・。

個人的な感覚でいうと、

2〜3日で貼り替えて、貼り替えたキズパワーパッドが白く膨らまなかったら1日〜程度で剥がしちゃっても問題ないんじゃないの?

っていう感じです。あくまでも個人的な感想ですがw

ちなみにマフラーでヤケドをした場合、割と範囲がキズパワーパッド一枚で治らないことが多いんですが、複数枚を重ねて使用したりすると隙間や漏れが生じる恐れがあるらしく、大きなキズパワーパッドを買ったほうがいいみたいです。

あと、

自分はやってました・・・

「大きすぎるからキズパワーパッドをカットして使う」

これメーカーさん的にはオススメではないようです。

キズパワーパッド™の表面は防水・防菌のフィルムで覆われており、バイ菌や水の侵入を防ぐ設計になっています。切ってしまうと、切断面はハイドロコロイド素材がむき出しになってしまい、防水・防菌の性能を十分に発揮できません。また、切断面から外部の水分を過剰に吸収し、パッドがふやけてしまうので、十分な粘着力を保つことができなくなってしまいます。切らずに一枚ずつ使用してください。

要するに一枚切らずに使わないと本来の性能は発揮できないので切らずに使う。

が正解です。

まとめ

今年はなぜかすでにマフラーで2回もヤケドしてるんです。

1回目は

知人の不動だった原付のトゥディを復活させて試運転後のタイヤ空気圧の確認時に手を・・・

2回目は

濡れたスーパーマーケットの駐輪場入り口でバルカンのリアタイヤが滑って転倒させそうになって支えた時に右足を・・・

次回からは万が一キズパワーパッドのお世話になる場合でも

貼り替えの必要性、カットして使うのはダメ

ということが理解できたので、メーカーさんの推奨どおりにヤケド治療に専念することができそうです。

というか、

雨が降っているわけでもないのに、普通の靴ですら滑りそうな床を駐輪場の入り口に設置しちゃダメだと思いますw

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