スマートフォンをVlog撮影、youtube投稿に使う際に必要なマウント、ライト、マイクなどが一式セットになっておりこれだけでVlog撮影が可能になる。
それぞれを別々に購入すると、
うまく取り付けできるのか？
どのタイプのスマートフォンで使えるのか？
調べていく必要がありますが、このセットなら色々考えることなく一通りのVlogging kitが手に入ります。
OMBAR スマートフォンマイク ビデオマイクキット
という商品ですが、使う機会があったので試してみることにしました。
OMBAR ブロギングキット TD-101-ZJJ-001 PK
スマートフォンの種類を問わず、これさえ買ってしまえば一通りVlog撮影するための機材が揃います。
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カメラやスマートフォンの知識がない場合、どういった物を揃える必要があるのか？
わからないことも多々あると思いますが、基本的なVlog撮影用の道具が一式セットになっています。
構成は、
- 三脚
- ビデオライト
- マイク
を基本として、三脚には撮影補助用にリモコンが、ビデオライトにはカラー補正用のフィルターが、マイクにはiPhone用のライトニングto3.5mm変換コネクタとType-C to 3.5mm変換コネクタが付属し、iPhoneにもアンドロイドスマートフォンにもこれだけで対応できるようです。
OMBAR VLOGGING KIT を開封してみるよ！
早速パッケージを開封していきます。
Amazonなどの商品画像はこんな感じで、
外観 
スマホホルダー 
フィルター付ビデオライト 
3in1三脚スタンド 
集音マイク
オールインワンパッケージになっていることがわかります。
何気にありがたいポイントは、
iPhoneなどのライトニングto3.5mmアダプターが標準で付属していること。
別で買うとなるとApple純正品はそこそこ値段しちゃいますので。
このようなパッケージに収納されています。
開封してみると、
多言語の取扱説明書を含む一式が詰まっています。
順番に確認していきます。
ボールジョイントが付属している三脚。
この三脚内にリモコンとGopro用のアダプターが収納されています。(詳細は後ほど)
さらに、
スマートフォン用のクリップ、下部にはカメラ固定ネジがあり、上部にはコールドシューマウントがあるので拡張性は十分ありそう。
マウント可能なサイズは5.5cm~8.5cm(伸縮幅)と取扱説明書に記載されています。
とりあえずケースに入れたままiPhoneXは取り付けできました。
そしてマイク。
このマイクは単一指向性のマイクということなので、カメラを向けた相手からの集音には期待できそうです。
そして最後はビデオライト。
コンパクトなのでそれほど大光量なビデオライトには見えませんが、下部にはカメラ固定ネジ、上部にはコールドシュー。拡張性はある感じ。
あとは付属品の品々といったところでしょうか・・・
フィルター 
配線類
フィルターやらマイク用の配線などが入っています。
iPhoneでVloggingkitを試してみよう！
手持ちのスマートフォンは少し古くなってきましたが、iPhoneXです。
特に不満があるわけではないのでズルズルと使ってしまっている感じ。
開封してすぐに組み立ててみましたが、特に難解な部分はな三脚にスマホホルダーを取り付けし、ビデオライトを装着し、マイクを装着。
ミニ三脚の特徴
ボールジョイントも付属。
延長したりすることができるわけではないので、特別多機能というわけでは無さそうです。
しかし、
三脚を開いた部分。ここに色々詰まっているようです。
Amazonなどの商品説明欄にはGoproマウントがあるとか記載されているのに画像では載っていない問題。
三脚を開いた瞬間に解決しました。
上記のように三脚の脚の内側にひっそりとGoproを装着可能なベースとネジが取り付けられていました。
少し変わった形のGopro用のマウントとネジ。
このマウントとネジを使ってGoproをOMBARの三脚に固定してみたところ、
スマートフォンのマウントに比べて少し高めの位置にセットする感じになります。
このGopro用マウントはGoproの下側にiPhoneなどを挟んで使うように高めに作られているっぽいです。
あと、
使用してみて恐ろしく便利だと思った部分がこちら。
三脚の脚の部分にBluetooth接続のカメラ用リモコンが嵌め込まれていました。
これは良い。
ビデオライトの特徴
ビデオライトはシンプルな作りで、電源ボタンと充電用のmicro-usbのみ。
取扱説明書によれば、3.5Wの出力のようです。3.7V/500mAh
そして充電時間は約2時間と記載されていました。
カメラの上に取り付けてみるとこのような感じに照らすことができます。
ちなみに、
ビデオライト下部に装着しているコールドシューアダプターをスマホホルダー側に移してあげると、カメラを上側、ビデオライトを下側という感じの上下逆で使うことができるようです。
スマホホルダーとライトを上下逆にセットしてみるとこんな感じ。
セット方法はこれくらいにして、
本題はこちらかと。
3枚のフィルターが付属しています。
白、赤、青と3種類ありますが、装着しない状態と比較すると、思った以上に減光されるようで、光量を求めるのであれば装着しないほうが良さげ。
それぞれフィルターを装着してライトを点灯しているのがこちらです。
フィルターの見た目ほど大きく変化するわけではなく、ごく微妙に色味が変わります。
白フィルター 
青フィルター 
赤フィルター
明るさは落ちますが、減光フィルターと同じく柔らかい光に変わるので効果はありそうですね。
例えば、影を少し柔らかくしたい場合とか…
でも使わないかな〜・・・。
OMBARの外部マイクを見ていこう
単一指向性マイクとのことなので、ガンマイクのように集音してくれるはず。
コールドシューとカメラ固定ネジでマイクを固定することができます。
付属配線が秀逸ですね。
そのままでiPhoneのライトニングアダプターにも接続できるし、Type-Cにも変換できる。
これがものすごく便利というかありがたいというか。
で、
実際にiPhoneを使って録音してみたわけですが、このライトニング変換アダプターで問題なく録音できていました。単一指向性マイクなので、反対方向から流れてくるテレビの音などはほとんど集音せず、ターゲットの音声のみ拾う感じ。
取扱説明書を確認してみると、
感度は-40dB±2dB
とあります。見た目は少し安っぽい印象を受けますが、このマイクはなかなか良さげです。
OMBAR Vlogキットを評価してみる
とりあえずこれさえ買えば一通りVlog撮影で必要になる道具が揃う。
という点は評価できます。
それほど長時間使ったわけではありませんが、
Goodポイント
このセットの中で、特に価値を感じたのが2点。
- Bluetooth接続のカメラ用リモコン
- 単一指向性集音マイクのアダプタ
この2点。
リモコン 集音マイク
三脚で固定したiPhone本体の録画開始ボタンを押すと、押した瞬間に映像がブレるんですが、流石にリモコンを使えばブレません。
もちろんBluetooth接続でiPhoneに接続しシャッター、録画開始両方とも問題なく確認することができました。
そして、
単一指向性マイクの録音ですが、
付属していたライトニングto3.5mmのケーブルを使って録音してみましたが、何の問題もなく録音することができていました。
案外認識しないんじゃない？
と思っていたので想定外。良い意味で期待を裏切られました。
Badポイント
基本的には、このエントリークラスとも言える数千円という価格帯で全てが揃うVlog撮影オールインワンキットにスペックを求めることはありません。
しかし、
改善を求めたい部分は、
- もう少し素材品質の向上を期待
- Goproのマウントのサイズが微妙
素材に関してもう少し改善を期待したい部分は、例えばボールジョイントの部分。
プラスチックを使い軽く出来ている事に問題はないのですが、
iPhone-ビデオライト-集音マイク
と、3個を縦に並べて固定するには若干心許ない固定力です。
もう少し強度があれば拡張性のある三脚が活かせるのにな・・・
と感じました。
あと、
Goproをミニ三脚内に収納されていたGoproのアダプターを使って固定してみようとしたわけですが、微妙に寸法が会っていないらしく、ネジをきちんと固定することができませんでした。
この点は、社外品のGoproアダプターを使えば解決できる問題ですが、せっかく内蔵させているのに使えないのは少しいただけない感じ。
まぁ、
Goproに関してはスマートフォン用のキットなのでそれほど影響を受けないかと思いますが、これなら付属させない方が良かったんじゃ？
とか思います。
まとめ
実売4000円程度で手に入る三脚、ビデオライト、マイクですので、それほど過度な期待を持つべきではありません。
でもとりあえずスマートフォンでブレずに動画撮影したい！
とかそんな感じで考えているのであればドンピシャだと思います。
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高くて良いものを探せばいくらでも見つかりますが、お手頃な価格帯のエントリークラスのVlogキットとして考えるのであれば十分だと思います。
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