普段CRF250Lに装着しているミラーは、
タカツのトライアルミラー。
オフ車ど定番のアンダーミラーで割と装着率が高いミラーになると思います。
休みの時などの移動の際にはこのアンダーミラーでも全く不便を感じることはありませんが、
バイク通勤
という時間帯に限っては、後方確認の頻度が極端に増える。その際にやはり構造上どうしてもアンダーミラーだと視線の移動が激しく一般的なミラーを1セット確保しておきたくなりました。
そこで選んだミラーが、
これまたオフ車では定番のラフアンドロードから販売されている、
「ラリー690 スーパーオフロード ミラー」
ノーマルミラー位置に取り付けるタイプですが、可倒式。
ラリー 690 スーパーオフロード ミラー
可倒式のミラーの中ではかなり一般的なミラーに分類されると思います。
左右別商品になるので同じ品番を買ってしまわない事。が注意ポイントでしょうか?
可倒ステー・フルアジャスト機能・三次元ステーと機能満載。転倒時のダメージを研究し尽くしたミラーです。RALLY独自のユニバーサル機能によりミラーの細かな位置調節が可能。ライダー・車体にあったミラー位置を見出せるため、後方視認性もUP!
ラフアンドロード
そして、
CRF250Lは車検のあるクラスではありませんが、平成19年からの新保安基準にも適合するミラーサイズとなっています。
おかげで、他の可倒式ミラーと比べると鏡面がひとまわり大きい印象を受けます。
可倒式ミラーのラリー690スーパーオフロードミラーの調整
パッケージの裏には、まず最初に車両に取り付けてから・・・
というような記載がありましたが、
- 可倒式ミラーの硬さの調整
- 倒れる向きの方向決め
を考えると、
まず最初に調整してから車両に取り付けする方が微妙な倒れる向き、アームの硬さの微調整がやりやすいと思います。
ミラー取り付け部の4個のボルトのそれぞれの役割
まず、パッケージを開封し、ミラー取り付け部分を覆っているカバーをずらしていくとこんなボルト4個で構成された可倒部分が出現します。

ボールジョイントになっており、倒れる方向は1方向のため車両に装着する前にボールジョイントの硬さの微調整やグリスアップを行っておいた方が各車両でのミラーを倒したい向きを決める際などに楽になると思います。
可倒部分の硬さ調整をするボルトは?
17mmのボルトが4個並んでしまっているため、どれがどの役割をするのか?
難しいですが、

ボールジョイントの硬さを決めるボルトは、上記画像で工具を挟んでいる2個のボルト。
一番上側と上から3番目のボルト。
この部分を緩めていくと、購入時には硬くて動かすことができないジョイント部分が動くようになります。
そしてこボールジョイント部分を緩めたタイミングで、ボール部分にグリスアップをしておくと可動させやすくなります。
この2箇所のボルトでミラーのアームの動く硬さをある程度調整しておいた後にするべきことが、

上記画像で言えば、左端のボールジョイント部分と、3番目のボールジョイントの硬さを調整するボルトの間のボルト。
このボルトをボールジョイントが嵌っているボルトに向かって締め付けておく。
こうすることで、微調整した可倒式ミラーの硬さを固定してしまうことができます。
あとは一般的なミラーと同様に、下側についているボルト2本で車両本体と固定するだけ。

ただし、
倒れる方向は切り込みのある一方向に向かってだけしか倒れていきませんので、車両の倒していきたい方向に合わせてミラーの取り付けを固定させる必要があります。
購入時の状態ではそれぞれの倒したい方向にうまく向きが調整できない可能性があるので、ラリー690スーパーオフロードミラーを購入したら真っ先にボールジョイント部分の微調整を行っておくと良いかと。
CRF250Lにラリー690をつけてみた
下向きに装着していたトライアルミラーからの交換です。

鏡面がトライアルミラーに比べてかなり大きくなるので後方確認という意味では完璧です。
実際に両方を装着した状態でのサイズ比較がこんな感じになります。

なんだかんだでトライアルミラーで乗っている時は、指や膝が当たりそうな気がして少し気になっている訳ですが、ラリー690の場合には当たる気配すらないというのが大きな違い。

ボールジョイントの倒す向きはメーター方向に向けてミラーを固定しておきます。
簡単に動かせる構造上、動いてしまっても戻しやすいのがトライアルミラーよりも良いところ。

また気分転換でトライアルミラーに戻すかもしれませんが、このミラーもすごく良いミラーです。
まとめ
可倒式ミラーの中では一般的で、かなり使われているラフアンドロードのラリー690スーパーオフロードミラーですが、
何より一番注意しなければいけないのは、左右で商品が違う事。
例えば、間違えて右側を2個とか買ってしまうとうまく装着できません。
これが一番気をつけないといけない事。
そして、
車両に装着する前にミラーの微調整を行っておく事。
これだけでかなり取り付け&微調整がやりやすくなるはずです。




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